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効果的に体を温めよう!

[2025.02.04]

大寒波の影響で連日凍えるような寒さですね。女性のみならず男性も冷えに悩まされている方が多いのではないでしょうか。

今回は「効果的に体を温める方法」をテーマに、冷え対策のヒントをお届けします。この冬、体の内側から外側まで温める工夫を取り入れて、元気に過ごしましょう。

  • 食べ物で内側から温める

温かい飲み物を習慣に

冷たい飲み物は体を冷やしてしまいます。特に寒い時期は暖かい飲み物を摂るよう心がけましょう。ショウガ入りの紅茶やハーブティー、ホットミルクに蜂蜜を加えたものはリラックス効果もありおすすめです。

・体を温める「陽性食品」を摂る

体を温める食材を「陽性食品」と呼びます。ショウガ、ニンニク、ねぎ、かぼちゃ、さつまいも、ごぼう等積極的に取り入れましょう。また、海藻や魚介類も陽性食品として体を温める効果があります。 

食べ方の工夫

食材だけでなく、調理法も重要です。揚げ物や炒め物は短時間で体が温まる一方、煮込み料理やスープはゆっくり体を心から温めます。大量に一度の食事を摂るよりも少量ずつ食べるほうが消化器官に負担をかけずに体温維持に効果的です。

・避けたい食品

冷たい飲み物や生野菜、アイスクリーム等は体を冷やします。特に寒い冬はできるだけ控えるようにしましょう。

  • 運動で血行を促進

冷えの原因の一つは血行不良です。適度な運動を取り入れることで血流が良くなり体温が上昇します。

                       ・ストレッチやヨガで血流改善

筋肉を伸ばすことで血管が拡張し、血流がスムーズになります。

散歩やウオーキングを日課に

軽い有酸素運動(ウオーキング)は心肺機能を高め血流をよくします。

筋力トレーニングも効果的

筋肉は熱を生む大切な器官です。特に太ももやお尻等大きな筋肉を鍛えることで、基礎代謝が上がり、冷えにくい体質を作ることができます。

・自宅でできる簡単エクササイズ机に座ったままでも足首を回したり、つま先立ちをしたりするだけで血流が促進されます。

  • 入浴で芯から温める

寒い時期に最適なリラックス法の一つが入浴です。正しい方法で入浴することで冷え性改善や、体調管理につながります。

全身浴と半身浴の活用

全身浴は体を一気に温めるのに効果的ですが、半身浴は長時間リラックスしながら血流を改善できます。どちらも、ぬるめのお湯(40℃位)に15分程度つかるとよいでしょう。

・入浴剤の選び方

炭酸ガス入りの入浴剤や、ショウガや唐辛子エキス配合のものは血行促進効果があります。

・シャワーだけでは不十分

時間がない時でも、足元を温めるだけで全身の血流が良くなり体全体が温まります。

  • 日常生活でできる冷え対策

・服装の工夫

ヒートテックや保温性の高いインナーを着用するだけでなく、首・手首・足首を温めることが重要です。この3か所は太い血管が通っておりここを冷やさないことで体を効率的に温めることが出来ます。

・室内環境を快適に保つ

暖房で部屋を暖かくするのも大切ですが、乾燥を防ぐために加湿器を併用するのもお勧めです。湿度を50~60%に保つと寒さが和らぎます。

・睡眠環境の工夫

冷たい布団に入ると体が冷えたままになりがちです。電気毛布などを使い布団を温めておくと快適に睡眠に入ることが出来ます。また、靴下を履いて寝る場合は締め付けの少ないものを選びましょう。

 

冷えと睡眠の関係

冷えは万病のもとと言われます。冷えが続くと免疫力が低下して風邪やインフルエンザにかかりやすくなるだけでなく肩こりや腰痛、不眠など様々な不調を引き起こします。また、女性の場合は冷えがホルモンバランスの乱れに繋がり月経痛や更年期症状を悪化させることもあります。

そのため冷えを改善することは単に「温かさ」を得る以上に、健康全般を整える重要な一歩となります。

寒い冬を健康的に過ごすには食事・運動・入浴・日常の工夫といった複数のアプローチを組み合わせることが大切です。冷えに対するお悩みや健康のご相談がある方はぜひ当院にお問い合わせください。一緒に寒い冬を乗り越え、快適な生活を送りましょう。

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