意外と間違っているかも!正しい目薬のさし方
いよいよ花粉のシーズンがやってきました。花粉症に悩まされている方も多いのではないでしょうか?当院にも花粉症の症状で来院される患者様がここ数日急増しております。皆さんご存知でしょうか?静岡市は日本一の花粉飛散量です!
花粉症の主な症状と言えばくしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ等ですが、今回は目のかゆみを抑える「目薬の正しいさし方」についてお伝えしたいと思います。
突然ですが、みなさんは「正しい目薬のさし方」を知っていますか?目薬に正しいさし方なんてあるの?と驚かれる方もいるかもしれません。実は、目薬のさし方を間違えている方は少なくありません。そんな私も去年まで間違えて使っていたひとりです・・・
間違ったさし方をすることで、目薬の効果が期待通りに発揮できなくなってしまいますので、是非ご確認ください!!
正しい目薬のさし方手順!
①手を洗って清潔にする
②片手であっかんべぇをする
③下まぶたに向けて目薬を1滴おとす
④点眼後数分間、目を閉じる(目をパチパチしない)
当院オススメの点眼薬
アレジオンLX点眼液0.1%は、1滴/1回 2回/1日を点眼する薬で、スギ花粉症やダニなどのアレルギー性結膜炎にお使
いいただけます。2013年から販売されているアレジオン点眼液0.05%の濃度を2倍(0.05%→0.1%)にした高用量製剤で、点眼回数は従来の1日4回から1日2回になりました。
薬剤の眼組織への移行量を高め、持続性を向上することにより、アレルギー性結膜炎の主症状である眼のかゆみや充血をおさえます。1日2回の点眼タイプの抗ヒスタミン薬は日本で初めて発売されました。
有効成分であるエピナスチン塩酸塩は、ヒスタミンH1受容体拮抗作用および肥満細胞からの化学伝達物質の遊離抑制作用を有しています。
アレジオンLX点眼液0.1%は防腐剤を全く含まない製剤設計をしておりますので、ソフトコンタクトレンズ、ハードコンタクトレンズを使用している患者さまもそのまま点眼頂けます。防腐剤フリーですが開封後28日間は安全に使うことができます。
いかがでしたか?もし間違ったさし方をしていた方は、目薬の効果を高めるためにも今日から早速正しいさし方で点眼をしてみてください。この花粉シーズンを少しでも快適に過ごすことができるように願っています。
※花粉症の症状でお困りの方がいらっしゃいましたら、お気軽に当院へご相談ください。対症療法はもちろん、舌下免疫療法もご相談いただけます。