職場での上手なコミュニケーションのとり方!
新年度を迎え、環境が大きく変わった方もいらっしゃることでしょう。そろそろ5月に入り、疲れが出てくる時期でもあります。今回のコラムは職場でのコミュニケーションでお悩みの方必見!『職場での上手なコミュニケーションのとり方のポイント』です。職場での円滑なコミュニケーションは、信頼関係の構築・円滑な業務・ストレスの少ない人間関係に直結します。
また、適度なストレスは人の成長に欠かせないものですが、「過度なストレスは万病のもと」と言われており、注意が必要です。上手にコミュニケーションが取れることは自分にとっても相手にとってもプラスになること間違いなしです!以下に職場での上手なコミュニケーションのとり方の基本的なポイントをまとめてみました。
職場での上手なコミュニケーションのとり方のポイント
- 相手に関心を持つ
- 「お疲れさまです」「最近どうですか?」「今日の髪型素敵ですね~」など、相手に関心を寄せちょっとした声かけをすることが信頼の土台に。
- 相手の性格・得意不得意を理解することで、話しかけ方も工夫できる。
- 結論から伝える(ビジネスでは特に重要)
- 「結論 → 理由 → 補足」の順で話すと、相手が理解しやすく、効率もアップ。
- 例:「結論から言うと、今月中に対応が必要です。なぜなら〜…」
- 相手の立場を考える
- 役職・年代・経験に応じた言葉選びが大切。
- たとえば上司には「ご確認いただけますか?」、後輩には「何か不明点あれば教えてね」と調整。
- その場で感情的に𠮟るのではなく、「かりてきたねこ」で𠮟る・伝える。
- リアクションを大切に
- 無表情や無言は「興味がない」と受け取られやすい。
- 「うんうん」「なるほど!」「ありがとうございます」と、言葉で反応するのが好印象。
- 「へぇ~なのですね」と相手の言葉をオウム返しにするのも「しっかり聞いているよ」「共感しているよ」のサイン。
- 聞く力を磨く
- 自分の意見を言う前に、相手の話を最後まで聞く。
- 相手の目を見て、相づちやうなずきで、「ちゃんと聞いてるよ」という姿勢を見せる。
- 感謝とねぎらいを言葉にする
- 「ありがとうございます」「助かりました」など、小さなことでもしっかり伝えると関係が良好に。
- 忙しいと忘れがちなので意識的に!
- ネガティブなことは伝え方を工夫
- 指摘よりも改善提案やフォローを入れると柔らかく伝わる。
- ネガティブなことを伝えるときは、認める言葉も付け加えて。 例:「~してくれて助かったんだけど、ここはもう少し~してもらえると有り難いです」など
- 雑談も大事
- 雑談=無駄ではなく、心の距離を縮める「潤滑油」。
- 「週末どうでした?」「最近寒いですね〜」など一言からでOK。
最後に以上のポイントをまとめると
「相手に関心を持ち、丁寧に伝え、よく聴く」
この3つを意識すれば、どの立場でも良好な関係が築けます。
次回のコラムは引き続き上手なコミュニケーションのとり方、第二弾!年代別バージョンをお伝えいたします!!年代別で効果的なコミュニケーションの取り方は、相手の価値観や経験、世代ごとの特徴を理解することでぐっとスムーズになります。次回のコラムもお楽しみに!
参考文献:「人が集まる職場 人が逃げる職場」 著:渡部 卓
「聞く技術 聞いてもらう技術」著:東畑 開人